2008年03月12日

アラミドコーヒー

arami1.jpg arami3.jpg arami2.jpg
「アラミドコーヒー」
アラミドとはフィリピンジャコウネコのこと。(写真左)
当店でも以前から扱っている、インドネシア産のコピ・ルアックと同じ製法で作られる珍品コーヒーです。
野生のアラミド君が上質な完熟コーヒー豆だけを選んで食べ、その後コーヒー豆の部分だけが消化されずに彼らの落し物となり、それを精製します。なかなかこれだけ聞くとかなりキワモノ、ゲテモノ系のように思えてしまいますが、昔からコーヒー通の中では最高級コーヒーの一つとして知られ、世界中のコーヒーフリーク垂涎のコーヒーだったりするんです。
そんなアラミドコーヒーですが、味わいは同じ製法のコピルアックともだいぶ異なります。
当店のコピルアックはアラビカ種だけを栽培している農園で収集されたアラビカ種のコピ・ルアックで、とても透明感のあるきれいな香味が特徴です。
それに対して、フィリピン産のアラミドコーヒーは、アラビカ種、ロブスタ種、リベリカ種のブレンドになっています。(写真中央、左からロブスタ、リベリカ、アラビカ種です)
昔からコーヒーの品種は大きくアラビカ、ロブスタ(カネフォラ)、リベリカの3品種があるなんていわれてきました。
アラビカは一般的なレギュラーコーヒー用、
ロブスタは病害虫に強く、大量の収穫が見込め、経済効率の優れた品種。苦味の強く、カフェインもアラビカ種の2倍以上あります。
ヨーロッパではレギュラーにも多用されてきましたが(植民地のアフリカ諸国で多く栽培されていたため。フランスのカフェオレなどは苦味の強いロブスタブレンドのコーヒーを飲みやすくするために作りだされたと言われていますし、イタリアのエスプレッソ用コーヒーには伝統的にロブスタがブレンドされてきました。現在ではエスプレッソ用にもアラビカ種100%で作るところの方が多くなっているようですが・・・)、日本ではインスタントコーヒーなどの加工食品などに使われることが多いのですが、レギュラー用としても業務用やディスカウント品にはブレンドされていることも少なくありません。
ベトナムではバターを使った焙煎とコンデンスミルクを加えて飲む独特のロブスタ文化もあります。
リベリカは3大品種の一つと言われる割にはほとんど生産のない珍しい品種です。アフリカ西部の一部とフィリピンなどでわずかばかりが栽培されています。
コーヒー全体の生産量でみますとアラビカ種が約75%程度、ロブスタ種が約20%、リベリカ種は数%とされています。
アラミドコーヒーにはこの3品種が全て混ざっています。
透明感溢れるインドネシア、アラビカ種のコピ・ルアックと比べ、アラミドコーヒーの味わいは一言で言うと「複雑系」という感じです。
これは一重に3品種混合の成せる技なのですが、なんとも面白い香味です。
コピ・ルアックと飲み比べてみるというのも一興。
ちなみに、コピ・ルアックなどはロシアや北欧でも人気で、現在好景気に沸くモスクワでは高級レストランなどでは1杯なんと7000円で販売されていたりするそうです・・・。

お買い物は春木屋オンラインショップ「月滴庵」へ!
フィリピン アラミドコーヒー 100g 3,500円





2008年03月11日

JBC2008決勝

厨房機器などの展示会、「国際ホテル・レストランショー」に行ってきました。
会場では、JBC(ジャパンバリスタチャンピオンズシップ)2008決勝大会も行なわれていて、ヴォアラコーヒーの竹元俊一さんが2006年に続いて2度目の優勝を果たされました。
2度目の優勝者というのは02年、04年の横山千尋さん、03年、05年の門脇洋之さんに続いて3人目です。名実共に、この3名が現在のバリスタ御三家という感じになりましたですね。
昨年の女性初のチャンピオン宮前さんの登場でバリスタという存在も一気に一般知名度が上がってきた感じですので、実力者の竹元さんには、ぜひとも世界大会での優勝を勝ち取ってきていただき!日本、アジア初の世界バリスタチャンピオンになってもらいたいものです。
それにしても、競技としての勝ち負けを超えて、バリスタというお仕事に真摯に向き合う競技者の皆さんの姿には感動を覚えました。こういう仕事が日本でもっともっと多く広まり、文化として定着していければいいですね。本当に素敵でした。

さて、エスプレッソマシーンや様々なコーヒー機器、またジェラートマシーンなどの厨房機器は毎回面白いものが多くて参考になります。
チョークアートのセミナーを聞いたり、岡田美里さんプロデュースの紅茶なんかもあったりしていろいろと情報を仕入れることができました。
業務用のお客様には少しばかりですが、ご紹介していければと考えています。
あまり期待しないでお待ちください!
posted by yu at 18:42| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。