2008年08月21日

新入荷スペシャルティーコーヒー

ブログもすっかりご無沙汰してしまってますが、
飛び切り素敵なコーヒーが色々と入荷してきていますので、少しご紹介を・・・。

グァテマラ ラス・デリシャス農園 パカマラ種 中煎りシティロースト 100g 460円
guatemala.jpg
パカマラはエルサルバドル原産の大粒希少種。甘く滑らかな質感に定評のある高級品種ですが、近年お隣のグァテマラ、特にヌエボオリエント地区で生産されるパカマラ種が注目を集めるようになってきています。
この地区で作られるパカマラはとてもフルーティーなアロマをまとっていて、同じ品種でも栽培地域によってこんなにも違うのか!と驚かされるような仕上がりなんです。
それだけでなく、このパカマラ隠し芸があるんです。
ホットでもとても美味しいのですが、実は冷めると断然美味しくなります。
アイスコーヒーと言うと普通深煎りのコーヒーを思い描く方が多いと思いますが、このパカマラは中煎りで、しかも抜群にアイスコーヒーとして向いているコーヒーなんです。
アイスにするとホットの時よりもさらにフルーティーでなめらかな甘さに満ち溢れた感じになります。
ホットで抽出する時よりも1杯余分に粉を使い、抽出したてを氷を入れたグラスで急冷させてあげてください。まるで搾りたてのフルーツジュースのようなアイスコーヒーが出来上がります。ミルクもガムシロップも必要ない、ピュアなアイスコーヒーとしてこの夏最大のお勧めです。


パナマ ベルリナ農園 グラン・レゼルバ ティピカ種 中煎りシティロースト 100g 600円
berlina1.jpg
ベルリナ農園は1908年創業以来100年の歴史を持つ老舗。90年代後半以降、アメリカを中心に急速に高まったスペシャルティコーヒー人気を背景にその名声が一気に知られるようになりました。97年にはSCAA(米国スペシャルティコーヒー協会)べストオブパナマ受賞以来数々のコンテストなどで優勝し、パナマスペシャルティコーヒー界の草分けとなっています。
例年とびきり上質な伝統的希少種のティピカ種を作っていますが、今年入荷したグランレゼルバはいつもとはちょっと違います!
通常はフルウォッシュドと言ってコーヒーチェリーの果肉を水洗除去したのち、残った果肉のぬるつきをやはり水洗処理で洗い落としてから天日乾燥させていますが、このグランレゼルバは、果肉のヌルツキが残った状態で天日乾燥させるパルプドナチュラルという精製方法をとっています。さらにその後特別な保管庫で約3ヶ月間じっくりと乾燥をかけて仕上げています。
その味わいはグランレゼルバの名にふさわしく、どっしりとしたフルボディに甘くクリーミーな口当たり、高級赤ワインのようなアロマが際立っています。パナマなど中米産のコーヒーの香味としては非常に珍しいもので、どちらかというと、最高級のイエメンモカなどに近いものを感じます。時々高級コーヒーの中で「ワイニーな」(高級赤ワインのような)と表現されるものがありますが、これはまさに「ワイニー」なコーヒーです。


コスタリカ ブティックコーヒー ミゲルファミリー ティピカ種 中煎りシティロースト 100g500円
COSTA_RICA_.jpg
個人的にはここ数年の中で1・2番目に好きなコーヒーです!
コスタリカのコーヒーって、日本ではそんなに評価されていないというか、あまりピンとこない印象をお持ちの方って多いんじゃないでしょうか?実は私もそんな一人でした。
でもね、実は1930年代までコスタリカは世界最高峰の高級コーヒー生産国だったんだそうです。第二次世界大戦による混乱とその後の労働争議などの影響でコーヒー生産国としての地位を大きく下げてしまいましたが、現在でも一部の生産者は当時と変わらない 伝統的な品種と栽培方法で高品質なコーヒーを生産しています。
これらのコーヒーは通称「ブティックコーヒー」と呼ばれ小農家が栽培から精製まで一貫して行うスタイルで生産されています。なんで「ブティック」なのか?って不思議に思っていろんな方に聞いてみたんですが、「ブティックのような小さな単位で作るから」「高級ブティックに飾られるくらい高級だから」「昔パリの高級ブティックで販売されたことがあったから」など諸説あってはっきりとしません。
語源の話しはともかくとして、今回のミゲルファミリーもまさにそんなブティックコーヒーを作る農家。コスタリカでは今やめったにお目にかかれなくなった原種品種、ティピカです。明るく華やかな柑橘系のアロマと甘くまろやかな口当たり。これこそかつて世界を魅了したコスタリカのブティックコーヒーです!


ブラジル ダテーラ農園 リザーブ 中煎り シティロースト 100g600円
daterra3.jpg
世界のコーヒー業界の頂点に君臨する農園「ダテーラ」。先ごろ行なわれたWBC(世界バリスタ選手権)2008の決勝進出者6人中なんと4人がこのダテーラ農園のコーヒーを使用しました。世界中のトップバリスタに愛され、いまやゆるぎない地位を築いています。
東京ドーム1400個以上!にも及ぶ広大な敷地を持つ世界でも有数の灌漑農園ですが、レインフォレスト、ウツカペ、IFOAMなどの認証を持ち、世界で初めてISO14001も取得。自然環境にも十分配慮された持続可能な農園経営を行なっています。
農園は64の小農園、さらにそれを3000以上の区画に分け、衛星GPSを使いコンピューターで管理、いつ、誰が、どの区画でどのような作業をしたのかまで細かく記録し、栽培に役立てています。
また、ペンタシステムと呼ばれる栽培から精製、特殊真空パッケージに渡る一連の生産管理システムは画期的なもので、特許も保有、ブラジルのコーヒーコンテスト上位入賞豆にこのシステムが導入されたり、オーストラリアなどの高級コーヒー生産者にも導入されるなど、ちょっとしたブームを巻き起こしています。
ダテーラ農園が面白いのはそれだけではありません。普通どの農園も品種ごとの出荷や区画ごとの出荷などは行ないますが、ダテーラ農園は農園内の様々な区画のコーヒーを自社内でカッピング(味見)し、毎年20数種類のブランドとして出荷しています。このブランドはなんとそれぞれ「毎年同じ味」であることが保証されているんです。コーヒーは農産物である以上、たとえ同じ農園、同じ品種であっても毎年その味わいは変化します。ある意味、ワインのようにそれが面白みでもあったりするのですが、超巨大農園であるダテーラは、自らの規模を生かし、なんと農園単位で複数のブランドを作り、農園内の生豆ブレンドによって毎年同一の味わいを作り出すという離れ業をやってのけているんです。使われている品種はブルボンを筆頭にムンドノーボ、カツーラ、カツアイなど約7種類。一つの農園が毎年高いレベルで同じ香味を保証するということはこれまでには全く考えられなかった取り組みです。
今回ご紹介するリザーブはそんなダテーラ農園の作り出すブランドの中でも最高級の品質を誇る銘柄です。特別に選ばれた区画で3年以上の綿密な土作りから行なわれる特別栽培品です!
コーヒーチェリーをそのままカラカラになるまで天日乾燥させるブラジルの伝統的な精製方法「ナチュラル」の最高峰です。
抜群にクリーミーな口当りと 甘く香ばしいアロマはまさにブラジルコーヒーの頂点と言ってもいいかもしれません。


パプアニューギニア マダン農園 ブルマン 中煎り シティロースト 100g460円
madan.jpg
パプアニューギニアでは1930年代にジャマイカ・ブルーマウンテンの苗が持ち込まれコーヒーの栽培が始まりました。
起伏に富んだ地形、豊富な雨と霧に包まれる環境はコーヒー栽培に理想的で、非常に上質なコーヒー産地として知られています。ヨーロッパ、特にドイツなどでは非常に高い人気が高く、プローサ農園やシグリ農園など世界的にも著名な大農園も数多くあります。
このマダン農園のコーヒーは、ブルマン由来のパプアニューギニア産らしくとてもバランスのとれた仕上がりが特徴です。
シャープなボディにすっきりとした口当たり、フルーティーなアロマがあり、ビターチョコレートやキャラメルのような甘い余韻が特徴。
本家ブルマンもタジタジと言ったら言い過ぎ!?


×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。