2009年04月26日

コーヒー新入荷2種!

ブラジル以外にも新入荷豆がいろいろと届いておりますが、
絶品物2つをご紹介します。

★インドネシア マンデリン・ティムティム
毎年ご紹介している超稀少マンデリン。
「ウマヅラ(馬面)」のニックネームでもお馴染みとなっていますが、スマトラ島最北部・アチェ州タケンゴンで細々と作られている細長い形状の大粒マンデリンで、年間生産量はわずかに1トン程度しかありません。ブラジルの一般的な農家1軒あたりの平均的生産量が50トン程度ですから、品種単位で1トンというのがどれほど希少なものかおわかりいただけるのではないでしょうか。
伝統的な高級産地、トバ湖周辺のマンデリンなどに比べるととても繊細でマイルドな甘みを伴っているのが特徴です。通常マンデリンは中煎り程度にすると独特の鋭い酸味が目立ってしまう場合が多く、大半はフレンチロースト程度のかなり深煎りに仕上げることが多いと思いますが、このティムティムは中煎りでもきつい酸はなく当店では通常のマンデリンよりもワンランク浅い焙煎の中深煎り(フルシティロースト)を基本にご案内しています。マンデリンらしいどっしりとしたボディとマイルドでなめらかな甘さを同時にお楽しみいただけると思います。
今年の当店入荷量は90kgとなっています!

tim&moka.JPG
左がマンデリン・ティムティム、右がマウイのモカです!

★ハワイ マウイ島 カアナパリ農園・モカ・ナチュラル
2年ぶりの入荷となった超小粒モカコーヒーです。
モカというのは品種名というよりは、日本ではエチオピアとイエメンで栽培されているコーヒーの総称として使われています。(「日本では」といったのは、海外ではしばしば「コーヒーそのもの」や「高級なコーヒー」という意味で使われることも多いためです)
このマウイ島産のモカは元々イエメン産のモカがニカラグアやコスタリカの研究所を経由して1980年代後半にハワイ大学、そしてマウイ島にもたらされたもので、おそらく豆の形状からして、イエメンの最高級産地としても名高いイスマイリ渓谷のコーヒーがその源流ではないかと思われます。
まず、その粒の小ささにおそらく大半の方が驚かれるのではないでしょうか。大粒のティムティムと比べたらわずか1/5程度しかありません!しかもきれいにこのサイズで統一されていてその粒よりの姿は壮観でさえあります。イエメンのイスマイリでもこれほど粒揃いのモカは見たことがありません。カアナパリ農園の極めて高い栽培・精製技術を物語っています。
その香味はイエメンのモカとはまた全く別物、濃厚でビロードのような口当たり、非常に甘みが強いのが特徴です。冷めるとすこしスパイシーな本家イエメンモカの血筋も顔をのぞかせてくれます。
イエメンにしても、エチオピアにしてもコーヒーが生まれた本家本元の土地柄、モカコーヒーは気難しく栽培効率も非常に悪い部類に入ります。このマウイモカもしかりで、裏年となった昨年はまったく収穫ができなかったそうです。(原種に近いコーヒーの樹は豊作の「表年」、収穫がほとんどできない「裏年」を交互に繰り返すものがあります。コーヒーに限らず日本でも山栗など、原生種の果樹などにはみられる現象だそうです。)
カアナパリ農園でも極々少量が栽培されているだけですが、どうかこれからも続いてほしいコーヒーの一つです。


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