2007年05月27日

直火式エスプレッソメーカー

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イタリアでも大人気の直火式エスプレッソメーカー(マキネッタ)のご案内です。
近頃ではご家庭でも電気式の高圧抽出機をお使いになる方も増えていますが、私は個人的にはご家庭では直火式にエスプレッソメーカーをお勧めしています。
なぜかというと、ご家庭でエスプレッソを飲まれるとして、果たしてどのくらいの頻度で飲まれるのか?
多くの場合週に1・2回という方が圧倒的に多いのではないでしょうか?
電気式の機械は確かにいいですよね〜。高圧でカフェにもまけないクリーミーな泡もできますし、デザインもかっこういい!特に外国製のものではもう衝動買いをそそるようなデザインのものが溢れていますf(^^;)
でも、これがなかなかの曲者。場所もとりますし、掃除も結構大変!たまに使うだけという場合、前回の使った時のコーヒーカスなどが酸化してこびりついていたりして、エスプレッソの味をひどく悪くしてしまうこともあるんです。
で、多くの方が買ったはいいが、しばらくすると使わなくなってしまい、しまわれたままになってしまうという恐怖のパターンに陥ってしまいます!
多くの方にとってエスプレッソという存在は、「毎日エスプレッソばかり飲む!」というよりは、「普段はレギュラーだけど、たまには家でもエスプレッソが飲みたいよな〜」という感じなのではないでしょうか。
そんな多くの方にとって直火式のエスプレッソメーカーは強い味方なんです!
コンパクトで場所もとらず、手入れも簡単!機械式ほど高圧ではありませんのでクレマ(あわ立ち)は出ませんが、良質の豆を使えばとっても美味しいエスプレッソがどなたにも簡単に作れます。
泡立ちミルクを作る安価な電池式泡だて器などを使えば、簡単にカプチーノだってできちゃいます。

さて、その直火式のエスプレッソメーカーですが、選ぶ上でお勧めなのは、素材がステンレス製のもの。
安価なものはアルミ製のものが多く、たまに使うだけという環境だと、変色したり、白く粉を吹いたような感じに見えたり、ちょっと気持ち悪い気がしてしまいます。
その点ステンレス製は見た目にもきれいですし、耐久性の面でも優れていていつまでも気分よくお使いいただけます。

エスプレッソには専用のコーヒー豆、それも極深煎りの豆が必要とお考えの方も多いかもしれませんが、普段レギュラー用に使われているものをそのまま使っていただいて全然OKです。というよりむしろその方が美味しいエスプレッソが作れるはずです。
ドリップで淹れる時よりも細挽きにするだけでエスプレッソ用としてお使いいただけます。(直火式エスプレッソではパウダー状のあまり細かすぎる挽き方ですと目詰まりの原因になったりしますので一般的な細挽きでOKです)
極深煎りのコーヒーは本場イタリアでも今はあまり使われることがなくなってきています。以前はロブスタ種などもブレンドされた極深煎り豆が使われてきましたが、世界的なスペシャルティコーヒーの波はイタリアにも確実に浸透してきておりまして、ロブスタ種の入った極深煎り豆使用のエスプレッソはすっかり少なくなっています。ミラノなど北部では浅煎りのコーヒーが使われることも多く、とても酸味の強いエスプレッソを好んで飲んでいます。(余談ですが、オーストラリアやニュージーランドにはドリップ式のコーヒーはなく、100%エスプレッソコーヒーなんですが、かなり浅煎りの豆を使うことが多いようです。特にニュージーランドではとても酸味の強い浅煎り豆を使います。日本では酸味のあるコーヒーは苦手が方が圧倒的に多いと思いますが、国によって好みも色々ですね。)
現在、国内でも有名イタリアンレストランやバールなどでは中煎り〜中深煎り程度の豆が中心になっています。エスプレッソはコーヒーの濃密なエキスを楽しむ飲み物ですから、それぞれのコーヒーの個性やタイプが明確に主張されやすい、中煎り〜中深煎り程度のコーヒーの方が、むしろ向いていると言えます。この10年くらいの間に、世界的に産地や農園単位で生産された上質なコーヒーがたくさん出回るようになりましたので、そのような影響もあって、それぞれの個性やキャラクターを楽しめる焙煎度合い、つまり中煎り〜中深煎り程度が好まれるようになってきたんだと思います。
というわけで、特に専用の深煎り豆を用意しなくても、普段ドリップ用として使われているお好みの豆をエスプレッソ用に使っていただいて全然OKというわけです。
量販店などでよく見かける「イタリア直輸入!エスプレッソ用コーヒー」なんてのにはちょっと注意が必要です。ロブスタブレンドの極深煎りで、パウダー状になったものが多いようですので、苦味だけが強く、後味も重く、しかも酸化しきってしまった状態だったりします。
わざわざそんなもので作らなくても、普段みなさんが気に入って使っている豆を使えば、エスプレッソも十分美味しく入ります。

さて、ずいぶんお話しがそれてしまいましたが、この直火式のエスプレッソメーカー(マキネッタ)、イタリアの家庭では、そのままテーブルに置き、家族がそれぞれ思い思いに、ストレートで飲んだり、ミルクを加えたり、お湯を加えてルンゴ(アメリカーノ)にしたりして楽しみます。チョコレートシロップを加えたカフェモカ、バニラアイスに淹れ立てのエスプレッソを注いで「アフォガード」なんて、もうとろけちゃいますよ〜

簡単、便利な直火式エスプレッソメーカー(マキネッタ)で、ご家庭でも気軽にエスプレッソを楽しみませんか?


直火式エスプレッソメーカーのお買い物は、
春木屋オンラインショップ「月滴庵」へ!
イタリア製NO.1エスプレッソメーカー「イルサ」6500円〜
ご家庭でもカフェ気分「ルクサ」5600円


この記事へのコメント
うちの台所収納にもしまわれたままになっているデロンギの立派なエスプレッソメーカーがあります!ハハハ・・・。
Posted by かもめ at 2007年05月31日 16:51
かもめさん、
ありますか。うちにも実は2台ほど・・・。
実は1台はちょこちょこ使ってますので、合計3台も・・・。
機能美のあるものは危険ですよね。
男性の方はモデルガンや車にいくのかもしれませんが、
女性の場合はキッチン家電って結構多いんじゃないでしょうか?
うちにはこの他にもホームベーカリーやヨーグルトメーカー、フードカッターやハンディタイプのミキサーなどなど眠ったままの美しき道具達がたくさんおります・・・。
Posted by yuka at 2007年05月31日 21:17
先日イルサ6カップを買わせていただきました。
いろいろとマキネッタについて教えていただきありがとうございました。
おかげで、エスプレッソをいろんな形で楽しんでおります。
確かに丸洗いできて便利です。
教えていただいたコーヒーカクテルも夜な夜な楽しんでますよ。
また、宜しくお願いします。
Posted by pika at 2008年05月30日 18:23
picaさん、
書き込みありがとうございます。
イルサ、活躍しているようですね!
これからの季節はエスプレッソをたっぷり氷の入ったグラスに入れてアイスでなんていうのもいけますよ!
これからも宜しくお願いいたします。
Posted by yuka at 2008年06月02日 17:49
最近エスプレッソにはまって自宅でも楽しんでいました(直火用)
ところがキッチンをIHコンロに入替ポットが使えなくなりました

IH用のポットはないのでしょうか?
カートリッジ式のコーヒーマシーンはあるのですがやはり過程を楽しみたくて・・・
Posted by bun at 2011年09月22日 12:14
上の方と同じく、IHの家に引っ越してから使っていません。
IH対応商品はありませんか???
Posted by yufu at 2012年06月04日 19:43
上の方と同じく、IHの家に引っ越してから使っていません。
IH対応商品はありませんか???
Posted by yufu at 2012年06月04日 19:44
IH対応の直火式エスプレッソメーカーであれば、
イタリアの老舗メーカー、ステラ社製の「パッシオーネ」をお勧めします。
http://www.harukiya.com/product/709

イルサなどのようなステンレス製であればIHに反応するように感じるかもしれませんが、
実際には有磁性のステンレスでないとしっかり反応しません。
また、国内のIHコンロの場合、大半が12cm未満のものには反応しないような安全設計がされているそうです。
マキネッタの大きさは概ねそれ以下ですからほとんどのものが反応してくれません。
パッシオーネは直径がちょうど12cmあります。
Posted by yuka at 2012年06月18日 17:25
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Tracked: 2007-07-27 16:47
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