2007年02月22日

自分用ひな人形の勧め

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ひな祭りは平安の世から1000年以上に渡って続く日本の伝統文化の一つです。
もともとは上流貴族の女性の間で行われていたきらびやかな人形を使った「ひいなあそび」から始まり、現在のように上巳の節句(3月3日)に飾り、”その家に生まれた女の子の一生の災厄の身代わりとなっていただく”という儀式的な要素が盛り込まれるようになったのは江戸時代になってからのことだそうです。
その後武家の女性の嫁入り道具になっていったりする中でより豪華に繊細な細工が施されるようになっていきました。

残念なことですが、現在、時代の移り変わりや少子高齢化の中で、ひな人形は年々その製造量を減らしてきています。住環境の変化などもあって、以前主流であった7段飾りなどの大型のものはめっきり少なくなり、テーブルなどの上にも飾れるような小さなタイプのものが多くなってきています。
そんな中で数年ほど前からお子様用ではなく、大人の女性がご自分用にとお求めになることや、純粋にインテリアやお店のディスプレイ用にとお買い求めになられるお客様が増えております。
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ひな人形には1000年もの歳月をかけて積み重ね、凝縮されてきた、日本の伝統的な美しさが凝縮されています。
洗練された日本的なデザイン、確かな職人の技術、そしてその背景となる日本人の心・文化感、そうしたものの全てがあの小さなお人形の中に存在しているといっても過言ではありません。
確かにそのような素晴らしいものを小さな子供だけのものにしてしまうのはもったいないことかもしれません。
(逆に、そのような素晴らしいものこそ小さな子供に与えるべきと考えた昔の日本人の崇高な考えにいまさらながら驚かされるというか、感嘆させられてしまいます・・・)

ひな人形は小さくてもとても存在感のあるお人形です。
それは上質なディテールと確かな造りからもたらされる独特のものです。
リビングなどに小ぶりのものを一つ置く、それだけでお部屋がとても華やいだ雰囲気になります。
当店ではご自分用のひな人形、大人の方が楽しめるひな人形にも力を入れ随時展示してございます。
ホームページの方にもいくつかアップしてありますので、ご参考にしていただけますと幸いです。

春木屋「月滴庵」ひな人形のページへ


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2007年02月21日

ひな人形という商売に思う・・・

当店「春木屋」は山梨県では「お茶屋さん」として多くのお客様からご愛顧をいただいております。
でも、春木屋はもともと「お茶屋さん」ではありませんでした。
地元でもあまり知られていませんが、春木屋は「ひな人形店」としてスタートをしているんです。

ひな人形の商売というのは、主に年明けから3月くらいまで、それ以外の時期は買付や工房とのお話しなどの作業が多少あるくらい、ほとんど季節商売です。
1年間の売り上げを約3ヶ月で作るという商売ですから、各社・各店、その時期の気合たるや凄まじいものがあります・・・。(^_^;)
それが良い方向に向けばいいのですが、なかなかそうとばかりもいえません。
昔から雛人形販売の世界では不透明な販売を行う業者が後を絶たないんです。
店頭価格を意図的に高額に設定し、そこから2割3割は当たり前!「お客様には特別に5割引で!」なんて業者もいたりします。
でも多くの場合、そうした値引き販売にはあまり意味がありません。5割引きした値段がそのお店が当初から売りたい本来の価格であったりするわけです。
「そんなアホな?」と思われるかもしれませんが、事実こうした販売方法がひな人形の世界では横行しています。
ひな人形というのはお人形本体や衣装、飾り、台など様々なパーツに別れ、形も素材も色合いも千差万別、一般の方がパッと見てその細かな違いにはなかなか気づくことの難しい商品です。
(製造販売をうたう業者さんもよく見かけますが、分業構造のひな人形では基本的にありえません)
元々の価格もかなり高額で、そのような状況を逆手にとって、不透明な価格設定をする業者が昔から後を絶たないんです。
また、商品自体、一般的にお子様の初節句に買い求めるものですので、極めてお買い上げ頻度の低い、どなた様にとってもめったに買わない商品です。「売ってしまえばこっちのもの」といった不届きな考えの業者も残念ながら存在しています。

程度の差はありますが、季節販売という形で1年間の売り上げをたった3ヶ月で叩きださなければならないという雛人形業界では、どうしても「売らんかな」といったやや強引な販売手法が目立ちがちです。
そこで春木屋では季節販売ではなく、1年を通じて行える商売の上に「雛人形」も乗せていけないだろうか考えたわけです。
ちょうど雛人形の終わりの時期に「お茶」は新茶の忙しい時期がやってきます。お茶とひな人形は商売の組み合わせとしてとても相性が良かったんです。
そうして春木屋ではひな人形とお茶の商売を一緒に行うようになりました。
年間を通じて、商売を行う、それも購入の頻度が高く、お客様が直接口にするもので、日々の信用がとても大切な「お茶」という食品をパートナーにする。
お茶の商売を基本におくことで、ひな人形の商売にも安心と信用をおいていただけるようにできるって考えたんです。

現在当店のひな人形は基本的に表示価格そのままの「正札販売」です。
お客様によっては価格交渉がないのは面白みがないと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、お客様によって価格がコロコロ変わるようなことがないようにと考えています。
だって、そうでなければ、結局押しの強い人が得をして、控えめな方は損をするということになってしまいますものね!
そんなのは売る側としてもまっぴらゴメンです。
お客様には価格交渉などで気を使わずに、人形そのものをじっくりと吟味していただきたいと思っています。
だって、大切な方への贈物なんですもの。
価格のことで嫌な思いをするなんて全く無粋なことだと思います。

少子高齢化が進む現在、ひな人形の業界も年々その厳しさを増しています。しっかりとした販売方法でお客様の信頼を得、ひな人形の将来に少しでも寄与できればと願ってやまない今日このごろであります・・・。
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2007年01月24日

吊るし雛

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吊るし雛はちりめんを使って一針一針手作りで作る工芸品。
一つづつのデザインにそれぞれお子様の健やかな成長を祈る意味が込められています。
お雛様のお人形の周囲に一緒に飾ってあげると華やいだ雰囲気がさらに高まって、とても豪華な印象となります。

お買い物は春木屋オンラインショップ「月滴庵」へ!
つるし雛「ほっこり」
全長150cm、5連45ケ飾り ¥60,000
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2007年01月17日

ひな人形UP!

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当店のひな人形のいくつかをホームページにアップいたしました。
雛人形のお店はたくさんありますし、それぞれのお店にあふれんばかりの品数で普通の人にはその違いなどがなかなかわかりづらいかと思います。
価格も不透明な場合が多く、表示価格を意図的に高くつけてそこから「2割3割は当たり前〜〜!」てな値引きをするお店も少なくありません。
思わず「もともとの値段がおかしいのと違う?」と思わずつっこみをいれたくなります・・・。
また、ひな人形というのは非常に細かく分かれた分業制のもとで作られるもの。絵付師や衣装師など様々な職人さんの手を通して仕上がってくるのが雛人形なんです。製造販売を売り物にするお店もあるようですが、実際にはありえません。
当店ではそのような不透明でメンドクサイことは一切排除、一流人形師の作るものの中から伝統的でありながらかつ個性的なものだけを買付けています。
段飾りのような形だけでなく、帯や古布を敷物に使ったり、アンティークの家具や間接照明などを使った飾りつけのエッセンス、当店オリジナルの「おしゃれ茶箱」を収納兼台座として使ったセットなどなど、様々な形でオンリーワンのひな人形をご紹介しています。
それは初節句のお祝い用としてはもちろん、大人の方がインテリアとして飾られることを目的にもして選んだものばかりです。
ひな祭りは1000年以上の歴史を持つ日本の伝統文化。源氏物語や枕草子にも登場します。それはどんなに時代が移り変わっても伝え続けたい日本人の心のあり様そのもの。子供のものだけにしてしまうのはもったいない!!

商品詳細は春木屋オンラインショップ「月滴庵」へ
posted by yu at 11:29| Comment(0) | TrackBack(0) | ひな人形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月20日

ひな人形が始まります!

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今年もひな人形の季節がやってきました。
ここ2週間ほどはひな人形の搬入、箱だし、飾りつけに忙殺されておりました。
当店のひな人形は初節句などのお子様への贈答用はもちろん、大人の方がご自分用にインテリアとしてお求めいただけるような、シンプルで、高級感のあるひな人形に特に重点を置いています。
また、おしゃれ茶箱を飾り台として使ったタイプのものも大変好評です。
マンションなどではひな人形は収納場所に苦慮される方が多い商品です。
その点、おしゃれ茶箱とのセットなら飾らない時期には中の箱に収納し、お部屋の中でそのまま簡易イスなどのインテリアとしてそのままご活用が可能です。
ホームページの方ではまだサンプル画像しかアップできておりませんが、お勧めのセットなどを出し初めておりますので、よろしかったらのぞいてみてくださいね!

月滴庵ホームページ「ひな人形」


 
posted by yu at 17:53| Comment(0) | TrackBack(0) | ひな人形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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